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小説家の生存戦略

小説家として幸せになる過程。本屋大賞くれ。

皆はちゃんとエモいか?

世は空前のエモさブーム

 

エモい人が若い読者を作り、エモい人が天才肌と言われ、エモい人がブランディングされる…だが陰キャと言われモテない…

そんなエモさブームが到来している。

僕の中で。

 

 

エモいって何?

そもそもエモいという単語はそこまで一般的なものではない。

エモーショナル、つまり感情的な何かに関して用いられる言葉だ。

ほら、建設途中のビルとかエモいだろ。

首都高を少し高めの場所から見てもエモい。

雪景色、道ばたに壊れたカメラが落ちてるのもエモい。

一目見ただけで涙が止まらなくなり脱水症状で3分以内に死が訪れる。

 

エモさとはそういう感じのものだ。

もっとわかりやすく言えば、

切ない、ノスタルジー、この辺の感情に近い。

 

 

エモさは「エモそう」で売れる

小説はエモさにおいて最も優れた媒体だ。

エモさを突き詰めた作品は最近の流行である。

 

エモさには全てがある。

コアファンを作れるし、ブランディングもできる。

しかも「内容がよく分からないもの」でも買ってくれる

エモそう、で売れるのだ。

これはすごいことで、昨今の小説は、とにかく説明しなくてはならない。

予告編で面白いところを全て出し切る映画のごとく。

まず手に取ってもらわなくてはならないのだ、続きは読んでねとか言ってられない。

もはやネタバレさえも自らしていくスタイルだ。

だからタイトルは徐々に説明的になっていく。

エンタメは突き詰めるとこうなるよなぁ、と思ったのだが、

そこにきてエモさの波が来た。

 

エモい小説は、エモそうで売れるのだ。

これは本当に素晴らしいことだ。

 

 

エモーショナルブランディング

ツイッターで日々エモいことを言おう。

エモブランディングができる。

エモブランディングは強力で、コアファンができる。

エンタメを全開にした作品はコアファンを作りにくい。

作品ではなく、作家のファンにさせることは、今の世の中で長く作家をやるには必須の条件だ。

エモさは、なんかすごい、という尊敬を集めやすい。

 

エモい作品を送り出しまくることはもちろん、

エモいことを言ってフォロワーを増やしていこう。

フォロワーの数は初動の数!

 

 

エモい作品の書き方

一概に言えない。

幅が非常に広いからだ。

エモい作品を読んで研究していこう。

エモさは、実はそんなに奥が深くない。

まだあまりエモ作品を書く作家がいないからだ。

そして書き方が分かったら僕に教えてくれ。

 

新作の話

そういうわけで新作はエモさを取り入れた話にしていく。

売れてくれー。

目指せ単巻10万部!

 

 

 昨日は2万字くらい書いた。

今日は1万5000字くらい書いていきたい。