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小説家の生存戦略

小説家として幸せになる過程。本屋大賞くれ。

1日の生産量を高める

どうも、お久しぶりです。

 

結局忙しさは変わらず、忙しいと精神も削られるし、仕事が終わらないしで、ストレスがやばくなる。

どうしてこんなに忙しくなってしまうのだろうか。

西尾維新さんは1日3万字書いて平気に暮らしているというのに。

西尾さんが天才だから?

それは違う。

誰でもストレスを減らして1日3万字書ける。僕はそう思っている。

 

そうなれないのには、いくつか原因がある。

 

 

 

 

マルチタスクになっている

マルチタスクはダメ。

僕はマルチタスクになりまくりで、

 

この仕事は大事だから早めに手をつけて終わらせとかないとな、とやっていると、別のものの〆が迫ってきて、中断し、そっちに手をつけざるを得なくなる。

 

これじゃあ効率が悪すぎる。

 

一度手をつけたら終わらせる!!!

これが絶対。

シングルタスクにしていかないといけない。

 

 

深い集中をしていない

いわゆるディープワークの時間が少ない。

1日かけてだらだらやっている感じがある。

そうではなくて、潔く午前中で全ての仕事を終わらせてしまった方がいい。

午後に仕事ができると思ってはいけない。

 

深い集中を作り出すためにはいくつか方法があって、僕が最近やっているのは

あのtogglを使った方法だ。

 

togglでタイマーをスタートする。

執筆を開始する。

集中が一瞬切れると、僕はブラウザを開く。

するとtogglタイマーが目の前に現れ、「あ集中切れた」と分かる。

そこでタイマーを止める。

 

最初は5分ほどしか集中できないのが、一回ごとに集中できる時間が段々と延びていく。

僕は割と、いけると確信したものには深い集中をどこまででもつぎ込めるが、全ての作品がそうではない。

この作品、どうだろう。果たして面白いのか。

そういう状態で書いていることの方がほとんどだ。

 

そうなった時、集中はいまいち発揮できていなかった。

 

でも、だからと言って、じゃあ確信できるまでとことんプロット作り直そう、とかしてはいけない。〆に間に合わない。

〆までの間でどれだけいいものが作れるのか、それが作家の能力だ。

時間が無限にあればそりゃあいいものが作れる。プロだから。

 

イラストレーターがやっているワンドロと似たものがある。

1時間でどれだけ良いものが作れるか。

ワンドロでうまいイラレは、必ず高い実力がある。

 

 

ビジョンの共有者がいない

僕には妻と子供がいるが、ビジョンを共有しているわけじゃない。

僕が観ているビジョンは結構特殊だと思う。

だからそもそも、僕のビジョンに懐疑的になる人の方が多いはずだ。

それ故、僕は誰にもビジョンを話すことはない。

 

妻にも話したが、うまく共有することはできなかった。

これだとシナジーが生み出せない。孤独な戦いになる。

一応弁解しておくが、妻は良い人だ。

ビジョン共有は価値観の問題ではなくて、教養の広さや、未来への見通しの力なのでまた違うと思っている。

僕は、僕のビジョンが正しいことを確信している。

このビジョンは別の記事で別に書く。

 

 

僕は孤独な戦いは好きだが、その弱さだって知っている。

だからライフコーチをつけることにした。

 

ライフコーチとは、いわゆる応援してくれる人だ。

サポーター、マネージャー、コンサルタント。そんな感じ。

ライフコーチに朝起こしてもらい、今日の作業を報告する。終わったら報告する。

僕がどういう悩みを抱えているのか、どういうことを考えているのか、その都度共有する。

ライフコーチがそれをポジティブに変換して僕に返す。

 

他にも作業をお願いすることもあるが、これはマネージャー業務なので、実質業務外だろう。

 

 

まとめ

 

以上3つをどうにかできたなら、午前中に5000~10000字は書けるだろう。

それを単純に1日に引き延ばすことができたら3万字に届く。

 

実際には、1万字書いたら、あとは本読んだりゲラしたりなどが現実的なのかもしれない。

でも、一度手をつけたら速攻終わらせる理論ならば、とにもかくにも1日3万字書いて改稿含めて1週間で終わらせてしまうのがいいだろう。

というか、僕が抱えているタスクを考えるに、こっちの方がいいと思う。

すぐに外部からのちょっとした仕事や〆の変更、打ち合わせによって、今やっているのとは別の作業をせざるを得なくなるからだ。

隙が生じぬように一瞬で終わらせるのが大事。

 

それでは、また。